株式会社 浅野

ASANOマイスターの矜持 技術の見える化 プロジェクトH 新本社ご案内

技術の見える化 プロジェクトH ハノーバー・メッセ出展に向けたモノづくり Vol.1 阿部 憲道 群馬製造部 CAT・MCGr 技師

  • 1.すべては「絵心」から始まった ゼロからのモノづくり
  • 2.あえて困難に挑戦する 二次元と三次元の狭間
  • 3.ハノーバへの夢
  • 4.感謝の気持ちを忘れない 思いやりの気持ちがプロジェクトの推進力

イントロダクション

1.すべては「絵心」から始まった ゼロからのモノづくり

子なら一度は経験するプラモデルづくり。小学生時代に田宮模型やバンダイのプラモデルシリーズのお世話になった人も多い。

(株)浅野でミドルとして部下を束ねる阿部もその一人だ。1980年前後に一斉を風靡した「機動戦士ガンダム」のプラモデルづくりに没頭。プラモデル製作のできない授業中は、とりとめなく頭を巡るイメージをノートに描写したという。当時から「絵を描くこと」、「モノづくり」が大好きだった阿部は、やがてその希望を叶えるために(株)浅野の門を叩いた。それが思いもよらず現在取り組んでいる「技術の見える化」プロジェクトに活かされることになるとは、当時の阿部は知る由もない。

自動車を中心に試作板金部品を扱う(株)浅野はその仕事柄、常に新しいモノ作りに挑戦する。*1高い機密性をお客様から求められるのも特徴だ。結果、技術力はあるにも関わらず、守秘義務で世の中に多くを伝えられないもどかしさを感じていた。「技術の見える化」プロジェクトはそんなことがきっかけで始まった社内の取り組みだ。

プロジェクトが立ち上がって2回目のミーティングから参加した阿部。技術力を買った上司の推薦という。

下書きのデザインからCADによる設計、そして図面化までの川上工程の役回りが阿部の担当だ。野球でいえばトップバッター。「初め良ければ終わり良し。」のとおり、その設計の良し悪しが続く製造、組立工程に大きく影響する。重要なパートだが、これまで下書きのデザインをゼロから起こしたことは一度もないという。経験のない阿部が頼りにしたのが小学生時代の絵心だった。

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*1
(株)浅野は自動車を中心に幅広い業種のプロトタイプ(試作品)板金部品を手掛ける。量産ではないので、この世に初めてのモノを送り出す機会が多い。